この記事は旧ブログで一度公開したものを
この新ブログへお引っ越しさせるにあたり、最新の場所へアップさせたものです
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"マイフェアレディー" ご覧になったこと、ありますか?
"ローマの休日" と並び称される オードリー・ヘップバーンの代表作。
この映画のオープニングでは…
劇中の有名な楽曲メドレーとともに、美しい花が次から次へとスクリーンからあふれそうなほどに咲き誇っています。
大きなスクリーンでみたら、どんなにか美しいことでしょう!
心にもっとも残っているのはピンクの芍薬!
こんな感じ!
このピンクの芍薬がスーッと貴婦人の帽子の花飾りに変わって、物語がはじまります。
ロンドンのコベントガーデン。
コックニー訛のある英語を話す花売り娘イライザ(=オードリー)が、ちいさく束ねたすみれのポージーブーケを売っています。そこで言語学者のヒギンズ教授と出逢い、訛を厳しく矯正されつつ、美しいレディーへと変身していって…というお話。(まあ説明するまでもないとは思いますが)
ストーリーの最初の方で、イライザが朝5時の花市場でポージーブーケを手早く作っているシーンも心に浮かびます。ほんとに手早く作っています!オードリーは練習したのかな?それとも手早く見せてるだけかな???
残念ながら、話が進むほどに「お花」とはあんまり関係ないストーリー展開になっていきますが、オードリー自身が大輪の華になっていきますから、お花の出番はなくてもいいのかもしれません。
私が子供の頃は、DVDはおろか、ビデオデッキすらなくて、ロードショーを終えた映画を観るには、テレビ放映されるのを待つしかありませんでした。が、のちのちレンタルビデオ屋なるものが世の中にたくさんできて、かつての名画がビデオを借りることで鑑賞できるようになったときには、ほんとうに嬉しくて!嬉しくて!たとえ1泊二日のレンタル料が1000円でも!(高!大昔はそうだった) 昔の名画をたくさんたくさん、本当にたくさん観たものです。
そんなころに、早速観たのが"マイフェアレディー"でした。テレビ放映ではカットになっていたのか、テレビで観たころ子供で気づかなかっただけなのか、この映画のオープニングが花であふれてることに心うたれたのは、このときでした。まだフラワーアレンジメントを習おうなどと、思ってもいなかった頃の話です。
これから、かつて映画の中でみた花達のことを、ときどき不定期にこのブログで綴っていこうと思っています…。どうぞよろしく。
* FLORA*2澤田 *